ロンキー・ルーリングは平行線を規則正しく配列したパターンのことです。平行線を形成する線幅と空間の幅は等しい関係にあります。単位は1mm当たりの空間周波数を表すために“本/mm”が用いられます。本/mmという単位は等幅の黒線と白線各1本ずつを1セットとして1mm当たりに何セット分あるかを表しています。
ロンキー・ルーリングの使用用途として、撮像光学系の限界解像度やディストーションの評価、回折現象の確認など、様々な用途に利用できます。前述の主観評価用途に主に使用される目的のため製造された製品のため、そのパターンの周波数精度などはキャリブレーション用に用いるパターンとしては若干粗く、その用途に対しては一般にお勧めしておりません。